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活躍中のシニアインタビュー vol.29

真剣に取り組むから反省があり、改善点に気づく
社会と人と繋がることができる仕事は欠かせないもの

南九州市シルバー人材センター会員
桐木平 ちづ子(キリキヒラ チヅコ)さん

南九州市シルバー人材センター会員桐木平さん

年齢 66歳
派遣先 田代児童クラブ
業務内容 見守り、学習支援
勤務時間 3.5時間/日(平日)、8時間/日(夏休みなどの長期休暇時)
勤務日数 2日/週

※ご年齢は2020年8月時点のものです。

南九州市シルバー人材センター会員桐木平さん

「私にとって働くということは、外とのつながりができること。人と接し、つながりを持てるのはありがたいです」と話すのは、田代児童クラブ支援補助員として働く桐木平ちづ子さん(66歳)。夏休みで長い時間児童クラブにいる子どもたちと、ボール遊びや水かけっこをするかたわら、叱り、諭し、勉強を見てとアクティブに働いている。一日働くと疲れちゃって、と笑う桐木平さんに、仕事にかける思いを語っていただいた。

「私でもできるかな」から始めて1年以上

桐木平ちづ子さんは66歳。60歳まで市役所の職員として働いた。退職後は南九州市シルバー人材センターに登録し、現在は週に2日、センターから派遣されて田代児童クラブで支援補助員として勤務している。学校がある時の勤務時間は、夕方からの3時間半。しかし夏休みや冬休みなどの長期休暇の間は、子どもが児童クラブにいる時間が長くなるため、労働時間が8時間に延びる。桐木平さんの仕事は「子どもの見守り」。宿題に取り組む子どもにヒントを出したり、遊び相手をしたりと、子ども達を見守りながら一緒に過ごしている。

南九州市シルバー人材センター会員桐木平さん

児童クラブについて語る桐木平さん

桐木平さんはもともと、シルバー人材センターから遺跡発掘の屋外作業を任されていた。しかし健康上の問題から、屋外での作業が困難に。そんなとき、児童クラブでの仕事を紹介された。子ども相手の仕事は初めて。子育て経験はあるが、それもずっと昔のことだ。不安がありつつも「やってみようかな」と挑戦することにした。それが2019年の4月。以来、約1年半に渡り桐木平さんは子ども達を相手に過ごしている。

前職の市役所では、高齢者を対象とした業務を担当したことがあるが、子どもを相手にした経験はない。「私でもできるかな」と不安を口にした桐木平さんの背中を押したのは「大丈夫ですよ」というシルバー人材センターのスタッフの声。いざ働き始めてみると、子ども達と楽しく遊んでいる自分がいた。「私はこういうこともできるのか、やってみたら私もできる、ということの連続です。児童クラブの先生方に教えてもらいながら、何とかやってきています」

南九州市シルバー人材センター会員桐木平さん

接し方に悩みつつも、子どもの成長が何よりの喜び

「実際にやってみると大変なことのほうが多いのですけれど」と桐木平さん。児童クラブにいる子どもたちは自分の子どもではないため、叱り方が難しい。自分の子どもなら感情のままスパッと言えることも、一度気持ちを落ち着かせて伝え方を考えるという。また、少しのことなら叱らず、子どもを伸ばすことを意識しながら接するようになった。

仕事をする中で桐木平さんが心がけているのは、子どもと同じ目線で話す、伝えることだ。「話をするときも子どもたちが座っていれば自分も座って、同じ目線、対等な位置で話します。言葉も子どもが理解できるように表現をかみ砕いて。他の先生たちとも話し合いながらやっています」

南九州市シルバー人材センター会員桐木平さん

時に頭を捻り、時に体当たりで挑む支援補助員の仕事だが、子どもたちの成長を感じるのが何よりうれしいという。1年以上子どもたちを見ていると、その成長ぶりが手に取るように分かる。他の先生たちと「良かったね、少しずつ成長しているね」と話し合う時間が、かけがけのないものとなっている。

失敗は毎日。それでも仕事があるから、人とつながっていられる

足りないところに気づき改善点が思い浮かぶのは、一生懸命に取り組んでいる証だ。桐木平さんも、失敗の連続で反省することが多いと自分を振り返る。

「あの時、あの子にこういう言い方をしたのはよくなかったな、ああ言えばよかったなと思うことはけっこうあります。そういう時は他の先生たちと話して、自分だったらどうしたかというアドバイスをもらいながら仕事を進めています」

南九州市シルバー人材センター会員桐木平さん

子どもたちと話すときは同じ目線で

そんな風に悩み、工夫を重ねながら取り組んでいるこの仕事を、なるべく長く続けていきたいと望んでいる。

「病気を持っているのですが、ここの職場は楽しいのでできるところまではやりたいと思っています。服用している薬があるため、たくさん水を飲まなければいけないのですが、他の先生方も子どもたちも理解してくれるのでありがたいです」

周囲の人に支えられながら勤務する仕事は、桐木平さんと社会を繋ぐ大切な糸でもある。

南九州市シルバー人材センター会員桐木平さん

「私の趣味は手芸。休みの日は一日家にこもって手芸をしています。けれどこれが毎日続くと大変。週に2回でも仕事に出ることで、外の世界と、人とつながりが持てます。夏休みは勤務時間が長く、丸1日大きな声を出して過ごすので、午前中だけでエネルギーを使い果たして疲れ切ってしまいます(笑)。次の日休んで、またここへきて。週に2日働くくらいがちょうどいいですね」

子ども支援員の研修にも参加し、学んだことを現場で生かしながら意欲的に仕事に取り組む桐木平さん。現役時代は想像もしていなかった子どもと関わる仕事を通し、新たな喜びや気づきを得ながら、子どもたちの成長を見守っている。

南九州シルバー人材センター

〒897-0215 鹿児島県南九州市川辺町平山7354

TEL:0993-56-6341

公益社団法人 南九州市シルバー人材センター

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