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活躍中のシニアインタビュー vol.27

70歳になっても働ける喜び

東串良町シルバー人材センター会員
派遣先 株式会社マルナ
松倉 みどり(まつくら みどり)さん

アクティブシニア

年齢 70歳
業務内容 魚の加工・調理
雇用形態 東串良町シルバー人材センター会員
勤務時間 4時間/1日
勤務日数 3~6日/週

※ご年齢は2020年5月時点のものです。

アクティブシニア

銀色に輝くアジやサバが次々とさばかれていく。
東串良町シルバー人材センター会員の松倉みどりさんが派遣されているのは、水産物の卸売りや加工・販売を行っている株式会社マルナ。
これまでに1匹まるごとの魚をさばく機会がなかった松倉さんは、シルバー人材センターから業務の打診を受けたときに、「私にもできるかもしれない」と思い承諾。70歳を超えた今ではかなりのスピードで魚を3枚におろす。
松倉さんにはシニアになっても働くことができる喜びについて、株式会社マルナ社長の永峯玲子さんにはシニアの力が企業にもたらすことについて現場のリアルな声を話してもらった。

健康維持のために働こう!

“古希”ときいてお年寄りというイメージを持つ人はもはや少数派だろう。古希という言葉の由来は「人生七十古来稀なり」【唐の詩人「杜甫」の詩・曲江】。古来、70歳まで生きる人はめったにいなかったという意味である。しかし、健康寿命が延びた現代では、古希を迎えてもなお元気に働き続けている人がいる。
東串良町で水産物の卸売りや加工、販売を行っている株式会社マルナ。そこで主に鮮魚の加工、調理を行っているのが古希を迎えた松倉みどりさんと大澤きぬ子さん。2人は小学校からの同級生で、同時に東串良町シルバー人材センターの会員となり、同じ事業所に派遣されている。

アクティブシニア

東串良町シルバー人材センター会員の松倉みどりさん(70歳)

アクティブシニア

東串良町シルバー人材センター会員の大澤きぬ子さん(70歳)

1日の作業時間は午前7時半から11時半までの4時間。時期によって漁獲量のムラがあるため、多いときには週に6日、少ないときで週に3日働いている。
松倉さんは「古希を迎えた今でも働けることが嬉しい」と話す。
再雇用により64歳まで働いていた松倉さんがシルバー人材センター会員に登録をしたのは66歳のとき。その間の2年間は家でのんびりした生活を送っていた。しかし、やるべきことがなく暇な時間が多かったと振り返る。
「リタイヤすると自由時間はたくさんありますが、かえって不規則な生活になるんです。健康維持のためにも仕事をしようと思ったんですが、66歳という年齢で働く場所があるのか不安でした。シルバーの会員になり、幸いにも70歳を超えた今でも働くことができています。また、同級生と和気あいあいとした雰囲気で仕事ができることもとても嬉しいことです」

アクティブシニア

就業時間中のほとんどが立ちながらの作業だが、年齢的なつらさは特にないらしい。
「これがフルタイムだったら腰にも負担がかかるんでしょうが、今の働き方は年齢にちょうどあったものです。その証拠に仕事に行きたくなかった日は1度もありません」

シニア世代は会社にとって必要な人材

アクティブシニア

株式会社マルナ社長の永峯玲子さんは、自身もシニア世代ということをふまえ、シニアの従業員に対して無理はさせないように企業側の配慮が必要だと話す。
「昔と比べて今のシニア世代は体力・気力ともに若く元気な方たちが多い。とはいえ、若い方たちと比べるとどうしても体力面や俊敏性では劣ってしまいます。企業としてはその人たちの体力に合った作業内容や休憩時間を考えるべきです」
加齢に伴った機能面や体力面の低下はどうしたってある。しかし、シニアの力は企業にとって必要不可欠とも語る永峯さん。
「皆さんはそれぞれがいろんな経験をして歳を重ねてきました。きっと大変だったこともあったでしょう。そのため根性や責任感があります。なにより愛情を持って働きにきてくれています。ただ単に人材不足だからシニアの皆さんに働いてもらっているということではなく、会社にとって必要な人材として仕事をしてもらっています」

アクティブシニア

シニアが調理した商品は鹿屋市のダイレックス鹿屋店で販売している

立場が上の人の指示を愚直に従うのではなく、これまでの経験やスキルを活かしたアドバイスができるのもシニアならではなのだ。それは企業への愛がなければできないと言っても過言ではないだろう。シニア従業員とシルバーの派遣者には長く働き続けてもらうために“心身のケアを怠らないこと”と“社会から必要とされているという気概を持って生活すること”が永峯さんの願いだ。

元気なうちはいつまでも

健康で働き続けるために自身でも食生活に気をつけている松倉さん。
休みの日は料理をしている。得意料理は「ピーナッツ豆腐」。知り合いにも好評だ。

簡単なレシピは以下のとおり。

  • 殻をむいたピーナッツを水にひたし、薄皮を丁寧にとる
  • ミキサーにかけ布でこし、よく絞る
  • こし汁に芋でんぷんを加えたものを鍋に入れ、火にかけながら煉る
  • 容器に移して冷やす
  • 醤油、みりん、砂糖に梅肉を混ぜたタレで食べるのがおすすめ

ゆっくりしていた当時と今とを比べると、働いて社会に参加している今の方がいいと笑顔の松倉さん。

アクティブシニア

「人生七十現代多く元気なり」。人生100年時代といわれる現在、松倉さんや大澤さんのように70歳を超えても元気に働いている人が多くいるはずだ。リタイヤした後はのんびりと暮らすのもいいかもしれないが、仕事復帰してみるのもいいかもしれない。シニアの力は社会にとって必要不可欠なのだから。

株式会社マルナ

アクティブシニア

〒893-1615 鹿児島県肝属郡東串良町川東4022

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