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活躍中のシニアインタビュー vol.26

未経験から農業に挑戦
人間関係の輪も広がる

東串良町シルバー人材センター会員
派遣先 株式会社オオスミ物産
中島 節子(なかしま せつこ)さん

東串良町シルバー人材センターアクティブシニア

年齢 76歳
業務内容 農業
雇用形態 東串良町シルバー人材センター会員
勤務時間 午前8時~午後5時
勤務日数 3~5日/週

※ご年齢は2020年5月時点のものです。

東串良町シルバー人材センターアクティブシニア

「仕事に行くのが楽しい、もっと早くシルバー人材センターに入ればよかった」と爽やかな笑顔で話すのは、鹿児島県肝属郡東串良町のシルバー人材センターから、野菜の生産法人である株式会社オオスミ物産へ派遣されている中島節子さん(76歳)だ。シルバー人材センターを通じて農作業に従事し、畑仕事が少ない時期はほかの現場へ出向く。
「いろいろな仕事ができる“何でも屋”のような働き方が楽しい」と語る中島さんに話をうかがった。

仲間と一緒に青空の下で畑仕事

東串良町のシルバー人材センターの会員である中島節子さんは、野菜の生産法人である株式会社オオスミ物産へ派遣され、基本的に8時から5時までの8時間、農作業に取り組む。育てる野菜の種類や仕事の内容は時期によって変わり、週5日働くこともあれば、畑の状況によって3日くらいに少なくなることもある。

「外にいるのが好きですし、畑仕事はみんなで和気あいあいとできるからとても楽しいです」と語る中島さんだが、農業は未経験だった。

「シルバーに入る前はスーパーで20年働いていました。草取りも自宅でしかやったことがありませんでしたし、ハウスに入ったこともなかったんです。本当に何もかもが初めて」

そんな初めての仕事に60代半ばで挑戦し、10年以上続けている。今の時期はキャベツで、その前はゴボウ。次はカライモの草取りかもしれないと話す中島さんはとても楽しそうだ。

東串良町シルバー人材センターアクティブシニア

取材当日の現場のキャベツ畑

もともとじっとしているのが苦手で、常に何かをしていたい性分。休みが数日続くと退屈し、家にいてもつまらないと感じる。1週間ほど農作業の仕事が空くと違う現場に行く。新鮮な刺激に満ちている現在の働き方を、「何でも屋みたいに、あっちにいったりこっちに行ったりできるのがとても楽しいです」と、とても気に入っている。

仕事をしていて一番楽しいのは、一通り作業して、全部終わって畑がきれいになったとき。達成感のなか、「きれいになったね」と皆で同じ気持ちを分かち合える。仕事をしていれば収入もあり、我慢せずに好きなものが買えるのも楽しみだ。仕事に行くのを嫌だと思ったことがないという中島さんは、今のライフスタイルをもう少し長く続けたいと願っている。

東串良町シルバー人材センターアクティブシニア

いつでも笑顔の中島さん

仕事を続けている人は、シャキッとしている

中島さんは60歳でスーパーを退職したあと、病院の厨房で患者の食事を作る仕事についた。病院を65歳で定年退職してからシルバー人材センターに登録。常に働き続けてきたが、完全に引退するのはまだ先だ。80歳を超えるまではがんばりたいと考えている。というのも、今一緒に働いている仲間の最高齢は84歳。3年ほど前に購入した車で通勤し元気に働き続けるその姿は、一緒に働く仲間たちの目標になっている。

仕事をしている人はシャキッとしていますよね、と笑う中島さん自身も、若々しく年齢を感じさせない。

東串良町シルバー人材センターアクティブシニア

「外に出たほうが認知症の予防になるし、何より仕事が楽しいです。先生になったり生徒になったりしながら、みんなでワイワイ。お互いに教え合っていると人付き合いも上手になります。いくつになっても学ぶことがたくさんあり、何もかも勉強です」

円満な人間関係のなかで働く中島さんだが、ほとんどがシルバー人材センターに入ってから出会った人たちだ。中島さんは霧島市出身で就職先は岐阜県、結婚後は名古屋市に住まいを構えた。鹿児島に戻ってきたのは30年前だが、釣り好きの夫の希望で、自身の故郷である霧島ではなく海沿いの東串良町を転居先に選んだ。

一緒に働く仲間は、80代から60代と年齢幅が広い。76歳の中島さんはちょうどその中間。自分よりずっと年上や年下の仲間と親しくなり、良い人間関係を作るために心がけているのは、相手の気持ちを思いやり、誇りを傷つけないようにふるまうこと。言いたいことがあればはっきり伝えるが、翌日にはコロッと忘れ引きずらないようにしている。
「自分で自分を楽しく持っていくことが大切。人が楽しくしてくれるわけじゃありませんから、自分次第です」

東串良町シルバー人材センターアクティブシニア

一緒に働く仲間たち

和気あいあいと一緒に働ける良い人間関係を中島さんは自分で作りだし、毎日を充実したものにしている。

最初は誰だって未経験、まずは挑戦してみて

新しく何かを始めるのには勇気がいる。それが未経験であればなおさらだ。中島さんは多くの知人友人にもシルバー人材センターに入ることを勧めているが、尻込みする人も多いという。

「できないという人がいますが、最初は誰だってできません。けれど毎日やっていれば、少しずつできるようになるし、できなかったら仲間が手伝います。私も農業は初めてでしたから、最初は周りがやることを見て盗んで、試行錯誤して楽しいと思えるようになりました。仕事の内容が自分に合う合わないもありますが、もし合っていなかったら次を探せばいい。やってみてダメだったら仕方ないけれど、やる前からダメだと決めつけるのは違います。やってみないとわかりませんから」

東串良町シルバー人材センターアクティブシニア

勤務時間や仕事の内容など、シルバー人材センターに相談すれば希望に合ったものを紹介してもらえる。「こういう仕事がやりたい」という希望があれば、どんどん伝えた方がいいと中島さん。中島さん自身も希望や要望を随時伝えている。

「自分から心を開いていけば友達も増えるし、輪が広がります。シルバー人材センターに誘った人から、働き始めて知り合いがたくさん増えたと言われることがあります。そういう言葉を聞けるのはうれしいです」

65歳から挑戦した“未経験の仕事”は、新たな楽しみを教えてくれた。今日も中島さんは青空の下、皆で冗談を言いながら農業に勤しんでいる。

一般社団法人 東串良町シルバー人材センター

〒893-1612 鹿児島県肝属郡東串良町池之原995-1

TEL:0994-63-5401

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