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活躍中のシニアインタビュー vol.20

人生あと50年
125歳まで生涯現役!

国分城山公園
前田 時義(まえだ ときよし)さん

アクティブシニア

年齢 73歳
業務内容 機械類の修理
雇用形態 シルバー人材センターからの派遣
勤務時間 7~8時間/日
勤務日数 1日/週

※ご年齢は2020年2月時点のものです。

国分城山公園

眼下に広がる国分の町並み、遠くには錦江湾に浮かぶ桜島、振り返れば霧島連山。高さ192mの高台にある国分城山公園は、1周1,400mのゴーカート場や高さ30mの観覧車、パターゴルフ場、ローラースライダーなどの楽しいアトラクションとたくさんの遊具があり、子どもから大人まで1日中楽しめる公園だ。
なかでも大人気なのが昭和57年に完成したゴーカート。休日には順番待ちが出るほどの大盛況ぶりをみせる。身長制限があり子どもでも乗ることができるが、安全面には最大限考慮している。
ゴーカートのメンテナンスで大活躍しているのが修理担当の前田さん73歳だ。これまでに培ったキャリアを存分に生かして働いている。その仕事内容に迫った。

特技を活かして子どもたちを喜ばす

アクティブシニア

幅数ミリメートルの部品をペンチで挟み、エンジンの中心部にはめ込む…霧島市の国分城山公園で働いているシニアのなかには職人がいる。
職人の名前は前田時義さん。
自身で自動車販売・整備「サンライズオート(霧島市隼人町姫城839)」を経営する傍ら、毎週金曜日は霧島市シルバー人材センターからの派遣で、国分城山公園のゴーカートを中心にブロアーや芝刈り機など機械類の整備を行っている。
「50代の気持ちで仕事をしている」とさらっと言う前田さん。
「ずっと働き続けていたいんです。働いて働いて次の日の朝目覚めたら“あの世”だった、という生き方が理想です。125歳まで“生涯現役”で生きます」と高い目標を持って毎日を過ごしている。
国分城山公園での仕事は5年目。知り合いから「加勢してくれないか」と要請を受け、シルバー人材センターに登録した。
「登録の段階で自分が得意とすることを記入するんです。私は仕事で機械イジリをしていることを伝えました。始めた当初はほかの作業だったんですが、1年が経ったころ前任者から引継ぎ、自分の経験が活かせる仕事をしています」
本職はモクモクと一人で作業をすることが多い。週に1度ではあるがシルバーの仕事場は個性だらけの仲間との会話が息抜きになるという。

この日は「宇宙人はいるか否か」について仲間と話しが弾んだ

そして何より楽しみにしていることがある。子どもたちとの触れ合いだ。
「普段はお客さんとの触れ合いはありませんが、接客スタッフが不在のときには私が対応します。『誰と来たの?』とか『楽しかった?』とか。そんな掛け合いでも嬉しいんです。今被っているキャラクターの帽子は、アップリケを買ってきて自分でアイロンをかけて付けました(笑)」

アクティブシニア

子どもたちに喜んでもらうための一工夫

ゴーカートのなかには30年以上に渡り稼働している車体がある。金属疲労やエンジンの故障で一時的に乗れなくなることもあって当たり前のこと。そんなカートを一生懸命修理するのは“お客さんのとびきりの笑顔を見るため”と“安全を守るため”だ。

“人のため”が自分のために

生涯現役。頻繁に聞くようになった言葉だが、125歳まで生きて、かつ生涯現役でいるというのはかなり高い目標だ。前田さんはそれを実行するためにある一日のルーティーンを遵守している。
「朝は5時過ぎに起きて、1時間かけて仏壇を綺麗にし、家じゅうを掃除します。食べるものは“芋たこなんきん”。自家製ヨーグルトを朝食に、夜は同じく自家製の甘酒を飲みます。運動は一日108回のスクワットをするようにしています。」

目標とする125歳まであと50年と少し、時間はたっぷりとある。「ほかにやりたいことは?」と伺うと「まだ見ぬ孫を大好きな読売ジャイアンツで活躍させるための野球指導」と「ヘリコプターの操縦士の免許取得」とニヤリ。スケールの大きい話でも前田さんが話すとそうではなくなる気がするから不思議だ。

アクティブシニア

「生涯現役」=「働き続けること」という前田さんにとって仕事とはなにか。
「大分県の“スーパーボランティア”とまではいかないかもしれないけど、“人の役に立ちたい”という根底にある想いは同じです。その想いがあるから働き続けたいと思っているのかもしれません。それに歳をとったからといって家にこもっていると老けこんでしまう。働くことで仲間と出会って、会話をして、意見を交わし、情報を仕入れる。この年になって得られる新しい発見もある。人との交流はいろいろな刺激があります。お金を稼ぐという意味もありますが、働くことは心身の健康を維持し、新しいことや面白いことに出会うことができます」
目標を持ち、仲間と語らい、社会の一員でいる。前田さんの生き方は生涯現役でいたいと思う同世代のシニアたちへのヒントになるのではないだろうか。

アクティブシニア

吐く息が白くなるなかでの作業

国分城山公園

国分城山公園

〒899-4316 霧島市国分上小川3819番

TEL:0995-46-1561

休園日:毎週月曜日(ただし、月曜日が祝祭日の場合はその翌日)
※7月20日~8月31日は無休

駐車場:無料 268台収容

国分城山公園

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