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活躍中のシニアインタビュー vol.19

「あなたが必要」
社会の歯車として活躍

デイサービスセンターまごころ
武内 トシエ(たけうち としえ)さん

シニアインタビュー19

年齢 77歳
業務内容 調理・食事の補助
雇用形態 シルバー人材センターからの派遣
勤務時間 8時間/日 
勤務日数 約10日/月

※ご年齢は2020年1月時点のものです。

シニアインタビュー19

鹿屋市浜田町にある「デイサービスセンターまごころ」の利用者は自身の手で食事をし、トイレも自力で行う。多くのレクリエーションを取り入れ、食事は野菜中心。地域で暮らす高齢者の健康と生きがい創りに事業所は一体となって取り組んでいる。
ここで働く武内さんは77歳。利用者と年齢がそう変わらない武内さんに介護の仕事が務まるのか。半世紀ぶりに戻ってきた地元で、自分らしく充実して暮らす武内さんに“仕事と夢”について話してもらった。

目標としていた充実した生活が実現

シニアインタビュー19

【共に語らい共に笑い共に遊び 楽しく運動し 安心して住み慣れた家で過ごしていただけるよう支えます。】
これは「デイサービスセンターまごころ」が掲げる理念だ。
地域に暮らす高齢者の健康と安心、また生きがいに満ちた人生を送る手助けを従業員一丸となって行っている。
9人の従業員のうち5人が60歳を超えたシニアで、最高齢が77歳の武内トシエさんだ。
鹿屋市シルバー人材センターからの派遣で、多いときは月に10日、朝8時から午後4時半までほぼフルタイムで働いている。仕事内容は調理や食事の補助。自宅から原付バイクで15分かけて通勤している。

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武内さんは中学を卒業後、“金の卵”として大阪で就職。2人の子どもを育て上げ、12年前、50年ぶりに地元へ帰ってきた。その理由は「退屈しない生活を送りたかったため」という。
「大阪に暮らしていたころ、近所のおばあちゃんたちは家の縁側で日光浴ばかりしていたんです。私も歳をとったら、同じような時間を過ごすのかなと思って。そんな手持ち無沙汰な生活はイヤだったんです。だったら、生まれ育った地元に帰って花を植えたり作物を育てたりして過ごせば退屈しないかなと思って」
ただ、50年ぶりに帰ってきた故郷は子どものころとは全く変わっていた。知り合いは少なく、周囲の建物は面影なし……まさに“浦島太郎状態”だったと当時を懐かしむ。
家から出る機会はほぼ消失し、思い描いていた生活から遠ざかる。そんなとき知り合いからシルバー人材センターへの入会を勧められる。すぐには登録せず1年後に入会。理由は「自分にできそうな仕事はない」と思っていたからだ。しかし、それは先入観に過ぎなかった。
「シルバーの仕事内容は農業ばかりだと思っていたんです。経験がないから無理だろうなって。ところが、ほかの業種もいろいろあり、そのなかから皿洗いの仕事だったら自分でもできると思い始めてみました。仕事を始めると友達がたくさんできましたし、素敵なお店の情報を手に入れることができました」
働くことで社会との繋がりができ生活にメリハリが生まれる。目標としていた充実した生活が始まったのだった。

社会から必要とされる喜び

社会の一部になる以外に働くことはたくさんのリターンを得られる。その一例が「身だしなみ」だ。武内さんは働く前と後とで、髪をカットしたり染めたりする機会が増えたという。
また、介護施設で働くこともたくさんの学びがあるという。
「介護の現場は自分たちがどう歳を重ねていくか、どう生きていくかということを学ぶことができる場所です。皆さんとお茶を飲みながら苦労話を聞く。それだけでも自分の糧になります。さらに、親を看ることもできました。未経験だったらきっとできなかったでしょう」
また、手が空くと利用者に交じってレクリエーションに参加する。デイサービスセンターまごころはシニア従業員が多い。これからも元気で活躍し続けるために事業所が一帯となって健康づくりに取り組んでいるのだ。

シニアインタビュー19

喜寿を迎えた武内さんにはこれから挑戦したいことがある。それもいくつもだ。
まずはピアノを弾けるようになること。
「亡くなった妹の家にピアノを遊ばせているんでいるものですから。弾かないと悪くなると思って、時おり自己流で滅茶苦茶弾いています(笑)。せめて『ねこふんじゃった』くらいは弾けるようになりたいです」
また、『ワンコイン食堂』の開業資金のために、宝くじを当てるという大きな夢もある。
「宝くじが当たったら、地域の独居老人や子どもの孤食解消のために温かいご飯を一緒に食べられる食堂を開けたらいいですね」

シニアインタビュー19

たくさんの夢を語る武内さん

半世紀ぶりに帰ってきた地元で充実した生活を送っている武内さんにとって“働くこと”とは。
「お給料をもらえるということもありますが、何より自分を必要としてもらえるのは嬉しいことです。働くことは人のためになっているんでしょうが、実は自分の明日への活力にもなっているんですよね。だから『あなたが来てくれたら助かる』と言われたら、どれだけ時間がかかる場所であっても私は伺います。
同じように介護の業務をしている80歳の知り合いがいます。追いつき追い越せではないですけど、とりあえず80歳までは元気に働いていたいです。そのためには健康でい続けること。それに10歳は若く見られたいので、腰が曲がらず、しわがない人生を目標にしています」

デイサービスセンターまごころ

デイサービスセンターまごころ

〒893-0053 鹿屋市浜田町903番地7

TEL:0994-31-7375

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